<TOPICS>高麗青磁展:水中発掘の様子
2015.10.07
大阪市立東洋陶磁美術館では、平成27年11月23日(月・祝)まで、特別展「新発見の高麗青磁-韓国水中考古学成果展」を開催しています。
馬島沖の馬島2号船で発見された高麗青磁筒形盞。

盞(筒形碗)と蓋がセットになり、梱包された状態のままで残っていました。
まずは泥を除去しますが、海のなかではその泥が舞い上がってすぐに何も見えなくなります。
そこで、左手に持った装置(バキュームポンプ)で泥を吸い込みながらの作業です。
その後、遺物の撮影、記録などを行います。
写真提供:韓国国立海洋文化財研究所