EXPO2025 大阪・関西万博(Study:大阪関西国際芸術祭2025)「五大陸の石」寄贈記念セレモニー
大阪市立東洋陶磁美術館では、この度大阪・関西万国博覧会の「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」に出品されていた彫刻家・冨長敦也様によるプロジェクト〈Love Stone Project-EXPO 2025〉の「五大陸の石」を、冨長様と大阪石材工業株式会社様よりご寄贈いただきました。2026年3月11日(水)、ご寄贈を記念し、当館前においてセレモニーが開催されました。
〈Love Stone Project-EXPO2025〉は、世界の五大陸から掘り出された石を万博に訪れる人々で一緒に磨くことで、人々の普遍的な願い「愛」と「平和」を表現するというもの。このプロジェクトには、万博会期中24か国、7400人を超える人々が参加しました。
セレモニー当日は「五大陸の石」寄贈者である大阪石材工業伯井守様、冨長敦也様のご挨拶のあと、館長の守屋雅史から感謝状が贈られました。
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当館エントランス内には、大阪・関西万国博覧会で実際に掲出されていたキャプション看板も展示しています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください!
セレモニー開催概要
1.開催場所 大阪市立東洋陶磁美術館 エントランス前
2.開催日時 2026年3月11日(水)10時~10時30分
3.内 容 ・「五大陸の石」寄贈者ご挨拶
・・・・・・感謝状寄贈
・・・・・・お披露目イベント
・・・・・・写真撮影等
寄贈後の活用方針
当館では、本石をエントランス棟南側敷地に設置し、大阪・関西万博および「Study:大阪関西国際芸術祭/EXPO PUBLIC ART」での展示の記憶と理念を継承するとともに、新たな展示資源として活用することで、当館の魅力向上および来館促進につなげたいと考えています。
「五大陸の石」レイアウト

EXPO2025の会場にハートをイメージする形に彫刻をした5つの石を配置。5つの石は世界の五大陸(アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オセアニア)から掘り出された石を使用。それらの石をひとつの空間に配置することで、地球はひとつであることを意味し、その石を世界から万博に訪れる全世界の人たちが一緒になり磨くことで国や文化を超えた人類の普遍的な願いである「愛」と「平和」を表現。世界中の人が力を合わせて磨いた石は永遠に輝き続け未来へのEXPO2025の記憶となった。
【五大陸の石】
・北アメリカ大陸: アメリカ産御影石 (H350 W390 D550)
・ヨーロッパ大陸: フィンランド産御影石 (H400 W570 D740)
・ア フ リ カ 大陸: 南アフリカ産御影石 (H350 W670 D420)
・ア ジ ア 大 陸: 日本(大阪能勢)御影石 (H480 W650 D800)
・オーストラリア大陸: オーストラリア産御影石 (H400 W390 D900)
※単位mm、重さは200kg~500kg
【万博会場での石磨きワークショップ参加人数】
7,462人
【万博会場での参加者の国と地域】
24の国と地域
(NZ、中国、インドネシア、米国、ウズベキスタン、フランス、アイルランド、タイ、ボリビア、台湾、モルディブ、イタリア、モロッコ、ドイツ、スペイン、ブラジル、ベルギー、香港、フィリピン、カナダ、イギリス、ウクライナ、タンザニア、日本(順不同))

■ 参考 ■
冨長敦也(Tominaga Atsuya)
1961年大阪市生まれ。
1984年金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科彫刻専攻卒業。
大阪生まれの彫刻家。2011年の東日本大震災を契機に、石とふれあう体験から「人も石も自然の一部である」との気づきを得て、石を人々と共に磨き上げるアートプロジェクト「Love Stone Project」を開始。
2013年にはイタリア・イラン・旧ユーゴスラビアの石を市民と磨いた《Our Love》が第25回UBEビエンナーレで大賞を受賞。
以降、日本各地の美術館や公共空間で展開し、その活動は世界的に広がり、2025年大阪・関西万博でもパブリックアートとして展開されました。