担当学芸員おすすめの作品解説 №4
青磁陰刻牡丹文輪花形盤 高麗時代・12世紀前半 大阪市立東洋陶磁美術館蔵
写真:六田知弘
器の内面に大きな牡丹を一輪、繊細な陰刻線で流麗にかつのびやかに描いた盤です。
花弁や葉脈にも細い線を加え、さらに花弁の縁をギザギザにして実際の牡丹の趣を感じさせ、透明感あふれる灰青緑色に焼き上がったヒスイのようなその艶やかさは、吸い込まれるような深い印象を与えます。
牡丹 写真:六田知弘
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