特別展 「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART1」に関連して、下記の講座を開催します。
【講座名】
学芸員講座「仁清(にんせい)のやきもの-イメージの虚実-」
【内容】
江戸時代前期(17世紀)に京都で活動した陶工の野々村仁清(ののむらにんせい・生没年不詳)は、国宝に指定された「色絵藤花文茶壺」(MOA美術館)や「色絵雉香炉」(石川県立美術館)をはじめとする、華やかな作品の作者としてその名が知られています。ところが意外にも、仁清は白や褐色の釉薬を掛けた作品や、釉薬を施さず土肌そのままに焼き締めただけの作品も、多数制作しました。
この講座では、広く知られた仁清のイメージと実際に残る作品とを比べながら、陶工仁清の全体像に迫ります。
色絵 梅文 烏帽子形香合
(いろえ うめもん えぼしがたこうごう)
江戸時代・17世紀 野々村仁清(御室窯)
高:5.0cm 幅:6.7×7.5cm
大阪市立東洋陶磁美術館(松惠コレクション)
【講師】
梶山博史 (大阪市立東洋陶磁美術館 学芸課長代理)
【日時】
2026年2月14日(土)10:30~12:00(開場:10:00~)→1月13日(火)午前10時よりチケット販売開始
2026年2月14日(土)14:00~15:30(開場:13:30~) →1月13日(火)午前10時よりチケット販売開始
※10:30~の回と14:00~の内容は同じです、ご注意ください。
【会場】
大阪市立東洋陶磁美術館 地下講堂
【参加費】
500円
【定員】
45名(オンラインチケット購入で先着順)
【主催】
大阪市立東洋陶磁美術館
【申込方法】
当館ホームページでご案内しているオンラインチケットサイトから講演会チケットをご購入ください。
なお、聴講には別途当日の特別展入館チケットが必要となります。
【本講演に関するお問い合せ先】
大阪市立東洋陶磁美術館
電話 06-6223-0055(9:30~17:00)
【注意事項】
・当日は受付で予約時に発行されたQRコードをご提示ください。
・講演会場での写真撮影、録音、録画はご遠慮ください。
・申込後のキャンセルはご連絡をお願いいたします。なお、返金はいたしかねますのでご了承ください。