特別展「CELADON―東洋の青磁のきらめき」に関連して、講座をシリーズで開催します。
【講座名】
「いまこそ聞きたい」シリーズ講座「鼻煙壺(びえんこ)ってなに?」
【開催内容】
展覧会で作品を見て「どうやって作ったのだろう?」「何に使ったのだろう?」と思ったことはありませんか。「いまこそ聞きたい」シリーズは、そんな素朴な疑問に応える講座です。詳しくなくても、その魅力を存分に感じられるよう、学芸員がわかりやすくご案内します。
第4回は「鼻煙壺ってなに?」です。鼻煙壺は中国の清朝に生まれた小さな容器で、ヨーロッパから伝来した嗅ぎたばこ文化が土着し、粉末状のたばこを入れるために作られました。日本ではなじみの薄い器ですが、陶磁器、ガラス、金属、宝石など様々な素材で作られ、手のひらに収まる小さな器に卓越した技術が込められています。令和7年度には青をテーマとして、鼻煙壺のコレクション展示が新しくなりました。本講座では、鼻煙壺の歴史と魅力をご紹介します。
緑玻璃 八角形鼻煙壺(みどりはり はっかくけいびえんこ)
19-20世紀
高:6.0cm 径:4.3cm
大阪市立東洋陶磁美術館(沖正一郎コレクション)
【講師】
陳 彦如(大阪市立東洋陶磁美術館 学芸員)
【日時】
2025年11月8日(土)14:00~15:30(開場:13:30~)
【会場】
大阪市立東洋陶磁美術館 地下講堂
【参加費】
500円
【定員】
45名(オンラインチケット購入で先着順)
【主催】
大阪市立東洋陶磁美術館
【申込方法】
講座のチケットは、2025年10月7日(火)午前 10時より販売開始です
当館ホームページでご案内しているオンラインチケットサイトから講演会チケットをご購入ください。
なお、聴講には別途当日の特別展入館チケットが必要となります。
【本講演に関するお問い合せ先】
大阪市立東洋陶磁美術館
電話 06-6223-0055(9:30~17:00)
【注意事項】
・当日は受付で予約時に発行されたQRコードをご提示ください。
・講演会場での写真撮影、録音、録画はご遠慮ください。
・申込後のキャンセルはご連絡をお願いいたします。なお、返金はいたしかねますのでご了承ください。