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【学芸員講座】「天王俑を読み解く ― 仏教美術と交差する陶俑の造形」(10/11開催)のご案内 ※チケットの販売は9/10 10:00~です
2025.08.03

下記の日程、内容で講座を実施します。

【講座名】
「天王俑を読み解く ― 仏教美術と交差する陶俑の造形」

【内容】
本講座では、中国・唐時代(618~907)の墓に副葬された陶製の人形(ひとがた)である「俑(よう)」の中でも、武人の姿をした「天王俑(てんのうよう)」に注目し、その造形や制作背景に迫ります。
天王俑は、甲冑を身にまとい、邪鬼を踏みしめ、鋭い眼差しで立つ姿から、仏教美術の神将像を思わせます。威厳に満ちたその表情は少し怖くも見えますが、墓室の入口に置かれ、死後の安寧を守る役割を担っていました。シルクロード交易によって繁栄し、貴族文化が花開いた唐の時代背景をふまえながら、こうした天王俑の造形に込められた意味や、仏教美術との深い関わりにも目を向けて読み解いていきます。

登録番号04117(Acc.No.14287)-01S登録番号04117(Acc.No.14287)-12S

《加彩天王俑》(かさいてんのうよう)
唐時代・8世紀
高67.5cm
大阪市立東洋陶磁美術館(海野信義氏寄贈)

【講師】
因幡 聡美(大阪市立東洋陶磁美術館 学芸員)

【日時】
2025年10月11日(土)14:00~15:30(開場:13:30~)

【会場】
大阪市立東洋陶磁美術館 地下講堂

【参加費】
500円

【定員】
45名(オンラインチケット購入で先着順)

【主催】
大阪市立東洋陶磁美術館

【申込方法】
講座のチケットは、2025年9月10日(水)午前 10時より販売開始で
当館ホームページでご案内しているオンラインチケットサイトから講演会チケットをご購入ください。
なお、聴講には別途当日の特別展入館チケットが必要となります。

【本講演に関するお問い合せ先】
大阪市立東洋陶磁美術館
電話 06-6223-0055(9:30~17:00)

【注意事項】
・当日は受付で予約時に発行されたQRコードをご提示ください。
・講演会場での写真撮影、録音、録画はご遠慮ください。
・申込後のキャンセルはご連絡をお願いいたします。なお、返金はいたしかねますのでご了承ください。

 

 

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