企画展「オブジェクト・ポートレイト Object Portraits by Eric Zetterquist」の開催期間中に、エリック・ゼッタクイスト氏ご本人をお招きして、シンポジウム「現代アートと古陶磁との出会い」を開催いたします。
皆さまのお越しをお待ち申し上げます。
※開催場所は、当館の南側に位置するアートエリアB1です。
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ラボカフェスペシャル featuring クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島 05
シンポジウム 「現代アートと古陶磁との出会い」
12月8日から開催いたします「オブジェクト・ポートレイト」展では、美術家エリック・ゼッタクイスト氏による、古陶磁の細部を高度に抽象化した写真シリーズが紹介されています。
アメリカのアーティスト、ゼッタクイストは東洋の古い陶磁器をモノクロームの強いコントラストで撮影して、思いがけない形象を浮かび上がらせています。
これらの作品は、枯淡な美の伝統に通じており、対象に依存しない独自の存在感をたたえています。
ゼッタクイストの極限表現は、陶磁器への一つの見方をしめすとともに、過去の名品にふれて新たな創造へと向かっています。
東洋陶磁美術館にてゼッタクイスト展を開催するにあたり、芸術家本人をお招きして、私たちは古陶磁をどう観るのか、古陶磁はどのように私たちを触発してくるのか、一緒に考えてみたいと思います。
日時:2018年 12月 9日(日)13:00-16:30
定員:40名 当日先着順|入退場自由|無料
主催:大阪市立東洋陶磁美術館、文化庁、アートエリアB1運営委員会、大阪大学文学研究科比較デザイン学クラスター
カフェマスター 宮川智美(大阪市立東洋陶磁美術館 学芸員) / 木ノ下智恵子(大阪大学)
第1部 物の肖像 Object Portrait
13:00-14:00 ゼッタクイスト氏講演 Eric Zetterquist (英語・通訳あり)
第2部 古陶磁をどう観るか
14:20-15:20
出川哲朗 (東洋陶磁美術館 館長)歴史の視点から
宮川智美 (東洋陶磁美術館)現代の視点から
第3部 古陶磁に触発されて
15:30-16:30
久野はるな(イムラアートギャラリー)
高安啓介(大阪大学)
■お問い合わせ
アートエリアB1
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車なにわ橋駅地下1階
電話 06-6226-4006(12:00~19:00)月曜休館(祝日の場合は翌日)
メール mail@artarea-b1.jp