特集展「文人コレクターの眼差し-白檮廬(はくとうろ)コレクション中国陶磁」

概要

白檮廬コレクションとは、奈良県在住の収集家より寄贈を受けた陶磁器104点、中国工芸品3点からなるコレクションです。氏は、中国の文化芸術にたいへん造詣が深く、半生をかけて時代的、技法的に広範囲に及ぶコレクションを形成されてきました。それらの一点一点はコレクターの鑑識眼にかなった魅力あふれる作品で、まさに氏の美意識の反映といえます。当館では2003年に、ご寄贈品のなかから代表作品58点を厳選し紹介しました。
このたび、そのコレクションにあらたに中国陶磁32点、中国工芸1点が加わることになりました。本展では、新寄贈の作品を中心に約30点を展示します。新石器時代龍山文化の白陶、北斉〜隋時代の緑褐釉陶、南宋時代の青磁など、氏の厳しい審美眼によって選ばれた作品の数々をお楽しみください。

なお、白檮とは、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』などに記載があり、「かし」と読まれています。橿、樫と同意語で、古代の平群(へぐり)(現奈良県生駒郡平群町)の枕詞であり、地名の別称としても用いられました。白檮廬とは「平群の庵」という意味で、氏が居住しておられることにちなんでコレクションの名称とされたものです。

 

開催要項

名称:
特集展「文人コレクターの眼差し-白檮廬コレクション中国陶磁」
会期:
平成21年4月4日(土)~7月20日(月・祝)
開館時間:
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:
月曜日(ただし5/4、7/20を除く)、5/7(木)
主催:
大阪市立東洋陶磁美術館
料金:
一般 500円(400円)/高校・大学生 300円(250円)

※( )内は20人以上の団体料金
※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などを お持ちの方、中学生以下は観覧料が無料になります。

展示点数:
約30点
同時開催:
テーマ展「鈴木正男氏寄贈-浅川伯教の愛した韓国のやきもの」

平常展 安宅コレクション中国・韓国陶磁、李秉昌コレクション韓国陶磁、日本陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壺

問い合せ:
大阪市立東洋陶磁美術館
TEL.06-6223-0055  FAX.06-6223-0057
URL:http://www.moco.or.jp

主な出品作品

緑黄釉連珠文碗

緑褐釉貼花連珠文碗

りょくかつゆう ちょうか れんじゅもんわん

北斉〜隋時代
H:9.0㎝
Acc.No.12805(白檮廬氏寄贈)