「古染付の魅力」

概要

古染付とは、明時代末期の天啓年間(1621-27)を中心に江西省景徳鎮の民窯で焼成された青花磁器、いわゆる染付のうち、日本に輸入されたものに対する日本独自の呼称です。
古染付は花入、水指、茶碗、香合、向付などの茶道具や懐石用の各種器皿として珍重され、器形や文様などから明らかに日本からの注文によると考えられる作品も少なくありません。胎土や釉薬などは決して上質とはいえませんが、簡略で自由奔放な絵付け、「虫喰い」と呼ばれる釉薬の剥落、意表をつく独創的な造形など、いかにも民窯らしい特徴から茶人を中心に日本でとても好まれ、多くの作品が伝世しています。
古染付には「天啓年製」「天啓年造」「天啓佳器」などの紀年銘をもつ作例も知られることから天啓年間を中心に生産されたものが多いといえます。同じ天啓年間には五彩磁器である「天啓赤絵」もつくられており、古染付と同じ作風を示しています。これらは作行などから景徳鎮民窯でつくられたものと考えられますが、古染付を生産した窯はまだ発見されていません。
本展ではこれまでご寄贈いただいた天啓赤絵を含む古染付作品23点により、古染付の魅力をご紹介します。

開催要項

展示点数:
23点(出品リスト)
会  期:
平成20年7月19日(土)〜9月28日(日)
開館時間:
午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)
休 館 日:
月曜日(7/21、9/15は開館)、7/22(火)、9/16(火)、9/24(水)
主  催:
大阪市立東洋陶磁美術館・読売新聞大阪本社
料  金:
一  般 800円(650円)/高校・大学生 500円(350円)

※( )内は20人以上の団体料金
※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などを お持ちの方、中学生以下は観覧料が無料になります。

同時開催:
受贈記念特別展「中国工芸の精華 沖正一郎コレクション−鼻煙壺(びえんこ)1000展」
平常展 安宅コレクション中国・韓国陶磁、李秉昌コレクション韓国陶磁、日本陶磁
問い合せ:
大阪市立東洋陶磁美術館
TEL.06-6223-0055  FAX.06-6223-0057

特集展「古染付の魅力」小冊子

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