平賀源内のまなざし 源内焼(げんないやき)/
ELECTRIC COLORS : Ceramic creations by HIRAGA GENNAI
概要
「源内焼」は江戸時代中期の宝暦5年(1755)に、讃岐国志度(現在の香川県さぬき市志度)で、平賀源内(1728〜1779)の指導によって始まったとされる。
技術的には桃山時代以降、日本のやきものに影響を与え続けた中国の華南三彩(かなんさんさい)と同系列の軟質の施釉陶器(せゆうとうき)で、緑、褐、黄などの鮮やかな釉色を特徴とする。精緻な文様はすべて型を使って表され、世界地図、日本地図、欧文文字などの斬新な意匠が試みられている。一方で、中国や日本の絵画の画題なども取り入れ、様々な創意工夫をこらし、進取の気性に富むもので、西洋風の意匠は、源内が長崎遊学の際に得た知識によるものと考えられる。
この展示では、あわせて中国と日本の三彩陶(さんさいとう)や緑釉陶(りょくゆうとう)を展示し、それらを比較検討することによって、陶磁史における源内焼の意義を考察することを目指した。
開催要項
- 展示点数:
- 約90点
- 会 期:
- 2004年 4月20日(火)− 6月27日(日)

