ルネサンスの精華 イタリア・ファエンツァ国際陶芸博物館所蔵 マジョリカ名陶展/
Capolavori di Maiolica Italiana dal Museo Lnternazionale delle Ceramiche in Faenza
概要
イタリア・ファエンツァ市にあるファエンツァ国際陶芸博物館は、1906 年に創設され、陶芸の専門美術館としては世界有数の規模と質的水準を誇っている。本展は、2001年に開催された「日本におけるイタリア年」の企画のひとつとしてファエンツァ市とファエンツァ国際陶芸博物館の全面的な協力により企画された。マジョリカはスペインのマジョリカ島を経てイタリアに輸入されていたスペイン陶器にちなむ名称で、主にイタリアで模倣され生産が拡大していった錫釉の色絵陶器の総称である。これらは15世紀後半から16世紀にかけて盛んにイタリア各地の窯で作られた。17世紀以降はデルフトやウースター、マイセンなどが興隆するとともに、マジョリカは次第に衰退していった。本展ではルネサンス期の作品を中心に同博物館所蔵のイタリア全土にわたって生産されたマジョリカの名品96点を展示した。
開催要項
- 展示点数:
- 96点 陶片21点
- 共 催
- 日本経済新聞社
- 会 期:
- 2001年9月15日(土・祝)− 10月28日(日)〈全38日〉
- 図 録:
- 『マジョリカ名陶展』228頁(発行:日本経済新聞社)
- 論 文:
- 「地中海とイタリア − イスラム陶器からアルカイック・マジョリカ陶器へ」アンナ・リア・エルメティ
「15世紀から17世紀のファエンツァ陶器」カルメン・ラヴァネッリ・グイドッティ
「ファエンツァ国際陶芸博物館にみるマジョリカ陶器とイタリア各地の作陶活動」ジャン・カルロ・ボヤーニ
「リヨンとイタリア・ルネッサンスのマジョリカ陶器 − 日本の遺跡から出土したイタロ=フランス様式のリヨンのアルバレッロ」リリアン・スフェール・ファクリ
「大坂下町出土のマジョリカ陶について」松本啓子

